[学生・新人必見] 現役放射線技師が教えるおすすめの参考書

放射線技師

いつもはprogateの学習日記を書いているのですが、今回はみんなにおすすめの教科書を紹介します。

学生さんはそろそろ就活とかも始まり就活の対策・国試対策で勉強をしていると思います。

学生と新人・現役技師におすすめする本は変わりません。それはなぜか。

筆者は国試対策用の教科書は必要ないと思っているからです。国試対策の参考書は過去問の解説がほとんどです。この問題の答えはこれ。みたいな・・・

それって1種でもいえるのですが、新しい問題に対応できません。その参考書だけやると国試の

過去問は解けるようになるかもしれません。しかし本番では知らない問題がたくさん出てきて焦って覚えていた内容も忘れる可能性もあります。なので、国試対策用という参考書はおすすめできません(筆者の偏見です。(笑))

なので、学生におすすめする本と現役技師におすすめする本は変わりません。

それを踏まえてみて参考にしてください。

[一般撮影]

これに限ると思います。学生さんはまだ見てもわからないところも多いと思いますが、職場においてる施設も多いのではないでしょうか。

様々な撮影・撮影のポイントが書かれており勉強はこの本一冊で済みます。

しかし、現場の方はわかると思いますが、一般撮影は経験です!!!

[CT撮影]

特におすすめするとしたらこの3冊ですね。

これだけは習得しようCT撮影技術学は学生・新人向けってくらい簡単にわかりやすく書いてあります。

撮影ポイント、造影剤の注入速度がわかるとどうなるかなど働いてからは必須の知識を得ることができます。これ一番おすすめ!

次のCT撮影技術学は、CT機器の内容まで入っており、学生・技師向けの内容となっています。

技術学会が出している本なので国試はこれ一冊で対応できるはずです。なので学生におすすめの本となっています。

最後のCT造影理論 知る人ぞ知る有名な本ですね。ほんとにこれはみんな読んでほしい。造影CTをする機会が多い施設の技師は必ず読んでほしい一冊です。いろんな条件で造影剤濃度を変えたらCT値はどのように変わるか、注入速度を上げたらどのように変わるかなど詳しく書いています。なので造影CTをする機会がある技師には必須の本だと思っています!

[MRI]

この三冊ですね。

一番のおすすめは応用自在!!

自由自在というもっと簡単な内容もあるのですが、内容が簡単すぎます(笑)

この応用自在はMRIに入っている人には毎回おすすめしています。現在使用しているシーケンスの説明、K空間の埋め方、パラレルイメージングの理論などわかりやすく書いてあります。筆者は学生のころからいまだに愛読書です(笑)

次におすすめがパワーテキスト私が使っているのは第三版なのですが、第四版が出ていたのでこちらをおすすめします。(笑)

この本は正直、難しいです。MRIが難しいのでみんなそう思うと思います。この本は一周で終わってはいけません。3周してください。気づいたらMRIが理解できています。(笑)

最後に現場に役立つMRI。これの何がいいか・・・

そうです、シーケンスパラメータが載っています。内容をのせたいですが著作権に引っかかるので、気になる方はDMしてください(笑)

頭部MRIのルーチンで何を撮影したほうがいいか。

頭のT1W1はTRが400-600、などなど様々な項目が一覧でのっています。

しかも頭部でも頭部ルーチン、脳梗塞、眼窩など様々な項目でのっています。また、頭部だけでなく脊椎、四肢、上腹部いろんな撮影目的にあわせたシーケンスパラメータがのっています。

なので、本当に現場で役立つMRIの本です!!

[放射線治療]

ほかにもおすすめしたい本はたくさんありますが、ピックアップしたのはこの三冊です!

標準計測法12は言わずもがななので省きました。(笑)

まず放射線治療基礎図解ノート。正直馬鹿にしてました。学生向けで簡単な内容なんだろうと。

実習生から見せてもらったときまず、たくさん写真がのっていて絵もたくさんありとてもわかりやすい。しかもそんなところまで書いてるの!って思いました。

実習ではIMRT検証してたので、それを調べたときに、Delta4の写真載ってるし、ガンマ解析について、DD、DTAの説明などわかりやすく書いてあり、教えることないやん!って思うくらいわかりやすく書いてあります。

次に紹介するのは放射線治療の精度管理と測定技術。この本はQ&A方式になっており、読むだけでも楽しいです。学生には正直難しい本ですが放射線治療するうえでは必要な知識なので学生の時からもっていてもいい気がします。

そして、最後に放射線治療計画ガイドライン。たぶんそろそろ新しいのが出ると思います・・・

これは学生さんでも買ってください。必須です。これを読めば計画だけでなく照射技術まで学ぶことができ、放射線治療を網羅することができます。

まだまだ、紹介したい本はありますが、この辺で終わろうと思います。

次は放射線技師におすすめするプログラミングの参考書でもしようかな(笑)

あと、核医学なくてすみません。核医学は少しは触れているのですが苦手です。(笑)

では、最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

twitter@akr0430

コメント

  1. […] […]

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